明けましておめでとうございます。
キリリとした寒さの中にも、暖かさの混じる、
穏やかなお正月となりました。
皆様は、それぞれの地でいかがお過ごしでしょうか?
せめて三が日ぐらいはゆっくり過ごしたいですよね(笑)。
私の方は、年末より久々に家族が集まって、
賑やかな年越しとなりました。
孫も二人になって、「ばぁば」行も忙しく、
何とも嬉しく有難い日々を過ごしております。
さて、令和の元号になってから五年目となった今年、
「Beautiful Harmony=令和」の胎動がいよいよ、
芽を出してこようとしているのを感じます。
とはいえ、ただ待っているだけのお花畑では、
この大きな時代の波に飲み込まれそうになります。
そんな中、意識で繋がった天津神―国之常立神の振動を感じまして、
一気に下記の言霊が降ってきました。
それは令和五年に向けての言祝ぎであり警鐘ともいえる言霊でした。
「令和五年によせて」
1 体力をつけよ! この世は身体を通して観る世界だ。
2 世界がどうなるかより、世界をどう視るかの眼を鍛えよ。
3 恐れるな。覚悟を持って進め。楽しめ、戯れよ。
4 やりたいことの前にすべきことをせよ。
5 すべきことをしながら、やりたいことをやれ!
6 意識的に生きよ。内に問うて凛と生きよ。
7 うろたえるな。すべては良き方向に向かっている。
なんとも、身が引き締まるメッセージですね。
とはいえ、そんな中にも、深い愛と眼差しを感じます。
私たちは大いなる存在にみまもられながら、
この次元を生きています…というか、生かされています。
生かされているいのちをいかにつかうか?
いのちの歓びに従って愚直に誠実に進んでいけるか?
そうした歩みも、ここからが本番ということなのでしょうね。
世間を見渡すと、何やら不穏な空気もありますが、
それでも、日々、目の前のことに懸命に向かい合い、
夢をいだいて、希望と共に進まんとするその姿そのものの中に、
素晴らしき未来の種はしっかりと膨らみながら、
芽吹くその時を待っているのだと思います。
つまり、まだ来ていない未来の心配を憂う時間があるのなら、
今、出来ることに集中して、愉しむということを選択する、
その積み重ねの向こうにある明日を待てばよいのでしょう。
もちろん、言うは易し行うは難しですが…、
そのような心持ちをもって、
日々、気持ちを新たに過ごしていきたいものですね。
さて、今月の雅楽をお届けします。
お正月は、日本人にとって最も清まり、エネルギーが高まる
日々でもあります。ぜひこの期間の中に、
同じくエネルギーの高い、日本の古代音楽—雅楽に触れることは、
私たちの細胞の奥深くが、細やかに振動しながら、
祝福のバイブレーションに包まれるのではないかと感じております。
…というわけで、お正月はやはり正道の定番、
平調の越天楽でスタートを切りたいと思います。
1000年の時を超えて奏で続けられている伝統の重みと荘厳さを感じながら、
素晴らしきイメージをいだいて、令和五年を闊歩していけたらと思います。
尚、本年も、一部の研修会、行事の折に、
メルマガ会員の皆様もご参加できる枠も設けたいと考えております。
ご興味のある方は、ぜひご参加いただけましたら幸いです。
(一般社団法人あけのうた雅楽振興会は、
創作雅楽の舞楽稽古や御奉納、「和心」を学ぶ研修会などを通して、
大調和の世界のひな型を皆様と共に創成していきたいと考え活動している、
社会文化団体です。 公式サイト:https://www.akenoutagagaku.com/)
また、マンスリーことのは通信においても、
心がまろやかになったり、新たなる気づきが生まれるような情報を
発信していく所存でございますので、
どうぞ今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
それでは今月もお元気で、お健やかにお過ごしください。
最後までお読みいただきありがとうございました。