皆様、こんにちは。はせくらです。
お元気でいらっしゃいますでしょうか?
今年も残すところあと二か月。
月日が経つのは本当に早いものですね。
また、ここ最近は、朝夕はグッと冷えるようになってきましたので、
どうぞ皆さま、体調を崩さないようにお気を付けくださいね。
私の方は、昨日まで、三日間ほどですが、
久々のオフで沖縄に行ってきました。
マッサージをしたり、藍染で麻を染めてみたり、シーサーをつくったりと、
久々にゆっくりできました。
また、25年前に住んでいた沖縄の風を思い出したりして、
懐かしくもありました(…って、毎年行っているんですけれどね(笑))。
それにしても、ゆっくりするといいながら、何か創りものをしている光景って…。
本当になんだか、ちょこちょこやっているのが好きなんだなぁと思います。
そういえば今回も、
ホテルから見える海を眺めながら「あけのうた」を口ずさんでいると、
本当に青い海の「なべそこむこう」の龍の宮(歌詞の中にあるフレーズです)、
につながるような気がして、ドキドキ致しました。
数年前のことですが、沖縄の海辺で「あけのうた」を歌っていたら、
ウミガメがやってきたり、オオゴマダラという、
黄金色のサナギとなる大きな蝶(神様の遣いといわれています)が
ひらひらと舞い降りてきたり、鳩が目の前に降り立って羽をひろげたりと、
不思議な現象がいっぱいおこったことを思い出しました。
「あけのうた」から始まって生まれたこの会も、はや十年。
なんと有難いことなのでしょう。
今年はなんだかとても忙しくて、自分でもびっくりなのですが、
そんな中、個人的に、心の癒しであり、調えとしているのが、
祝詞を唱えることと、そのあとに目を閉じで行う瞑想の時間になっています。
唱える祝詞は、天津祝詞であったり大祓であったりするのですが、
美しくパワフルな日本語の言霊は、やはり、心身を浄化し、
調える力が大きいと感じます。
また、時間がない時は、略拝詞を唱えることもあります。
「祓え給へ 清め給へ 惟神(かんながら)守り給へ、幸(さきは)へ給へ」
というものなのですが、すぐに言い終わる祝詞なので、やりやすいのです。
短くてもとても強い力を持つので、おススメです。
さて、今月の雅楽です。
といっても、まずは、雅楽の音色ではなく、
出雲では11月は神在月となりますので、出雲大社の夜神楽祈祷の
遠隔参拝の様子から、清浄なる鈴の音と、
太鼓の響きを聴いていただければと思います。
音色の向こうに、神々の息吹を感じられますでしょうか。
音の気配が素敵でしたので思わずシェア致しました。
次に、雅楽のしらべはこちら―巫女様たちの神楽をご覧ください。
楽曲は豊栄舞です。
言の葉も美しいのでご紹介いたします。
豊栄舞
一 あけの雲わけうらうらと 豊栄昇る朝日子(あさひこ)を
神のみかげと拝(おろが)めば その日その日の尊しや
二 地(つち)にこぼれし草のみの 芽生えて伸びて美(うるわ)しく
春秋飾る花見れば 神の恵みの尊しや
余談ですが、私―はせくらが初めて舞とご縁をいただいたのが、
この豊栄舞でした。
御心を一つにして神に捧げる舞もしらべも、本当に美しいものですね。
今月末には、本年最後のお稽古と講演会&懇親会がございます。
メルマガ会員様は限定数ですが、講演会&懇親会のほうは、
ご参加できる枠がございますので、ご興味のある方は、
以前お送りしたメールをご覧いただくか、お問い合わせくださいませ。
それではどうぞ今月お元気でお過ごしくださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。