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はせくらみゆきのマンスリーことのは通信

あけの会 マンスリーことのは通信2024年11月

皆様、こんにちは。はせくらです。
お元気でいらっしゃいますでしょうか?
今年も残すところあと二か月。
月日が経つのは本当に早いものですね。
また、ここ最近は、朝夕はグッと冷えるようになってきましたので、
どうぞ皆さま、体調を崩さないようにお気を付けくださいね。

私の方は、昨日まで、三日間ほどですが、
久々のオフで沖縄に行ってきました。
マッサージをしたり、藍染で麻を染めてみたり、シーサーをつくったりと、
久々にゆっくりできました。

また、25年前に住んでいた沖縄の風を思い出したりして、
懐かしくもありました(…って、毎年行っているんですけれどね(笑))。
それにしても、ゆっくりするといいながら、何か創りものをしている光景って…。
本当になんだか、ちょこちょこやっているのが好きなんだなぁと思います。

そういえば今回も、
ホテルから見える海を眺めながら「あけのうた」を口ずさんでいると、
本当に青い海の「なべそこむこう」の龍の宮(歌詞の中にあるフレーズです)、
につながるような気がして、ドキドキ致しました。

数年前のことですが、沖縄の海辺で「あけのうた」を歌っていたら、
ウミガメがやってきたり、オオゴマダラという、
黄金色のサナギとなる大きな蝶(神様の遣いといわれています)が
ひらひらと舞い降りてきたり、鳩が目の前に降り立って羽をひろげたりと、
不思議な現象がいっぱいおこったことを思い出しました。
「あけのうた」から始まって生まれたこの会も、はや十年。
なんと有難いことなのでしょう。

今年はなんだかとても忙しくて、自分でもびっくりなのですが、
そんな中、個人的に、心の癒しであり、調えとしているのが、
祝詞を唱えることと、そのあとに目を閉じで行う瞑想の時間になっています。

唱える祝詞は、天津祝詞であったり大祓であったりするのですが、
美しくパワフルな日本語の言霊は、やはり、心身を浄化し、
調える力が大きいと感じます。
また、時間がない時は、略拝詞を唱えることもあります。

「祓え給へ 清め給へ 惟神(かんながら)守り給へ、幸(さきは)へ給へ」

というものなのですが、すぐに言い終わる祝詞なので、やりやすいのです。
短くてもとても強い力を持つので、おススメです。

さて、今月の雅楽です。
といっても、まずは、雅楽の音色ではなく、
出雲では11月は神在月となりますので、出雲大社の夜神楽祈祷の
遠隔参拝の様子から、清浄なる鈴の音と、
太鼓の響きを聴いていただければと思います。

音色の向こうに、神々の息吹を感じられますでしょうか。
音の気配が素敵でしたので思わずシェア致しました。

次に、雅楽のしらべはこちら―巫女様たちの神楽をご覧ください。
楽曲は豊栄舞です。

言の葉も美しいのでご紹介いたします。

豊栄舞
一  あけの雲わけうらうらと 豊栄昇る朝日子(あさひこ)を
   神のみかげと拝(おろが)めば その日その日の尊しや
二  地(つち)にこぼれし草のみの 芽生えて伸びて美(うるわ)しく
  春秋飾る花見れば 神の恵みの尊しや

余談ですが、私―はせくらが初めて舞とご縁をいただいたのが、
この豊栄舞でした。
御心を一つにして神に捧げる舞もしらべも、本当に美しいものですね。

今月末には、本年最後のお稽古と講演会&懇親会がございます。
メルマガ会員様は限定数ですが、講演会&懇親会のほうは、
ご参加できる枠がございますので、ご興味のある方は、
以前お送りしたメールをご覧いただくか、お問い合わせくださいませ。
それではどうぞ今月お元気でお過ごしくださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。

はせくらみゆき 拝

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