皆様、こんにちは。お元気ですか?
まだ外は寒いものの、木々の芽が膨らんできていることを感じます。
植物たちは着実に春の準備を進めているんだなぁと思うと、
人も同じ「生物」なので、これから芽吹いていく植物たちと同じく、
新しいサイクルの始まりである、春分(太陽黄経0度)にむけて、
心も体も準備をはじめているのかなぁと思います。
今年、受け取ったメッセージは「融通無碍」というテーマでもあるので、
いろいろなものやことを臨機応変に立ち回って、
進んでいけよ、ということをひしひしと感じるのですが、
まさしく私にとっての2月は、そんな月でした。
とりあえず無いアタマを振り絞って、立ち回りながら、
(実際はパソコン上で格闘する、おしりに根っこがはえた状態でしたが)、
なんとか終えてよかったなぁ、という気持ちです。
そして二月の下旬には、母が短期間ですが、北海道より湘南へと来てくれて、
滞在してくれました。父が天に戻ってから母は妹と暮らしており、
介護も必要な段階へと入っています。そのため、一緒に遊ぶ…というよりも、
介護的なお世話という感じではあったのですが、
しわが刻まれた手を見て(母は美容師さんでした)、
ああ、この手が支えてくれたんだなぁと思うと、胸がいっぱいになりました。
さて、今月は、当会の会員様たちになじみの深いお鈴について。
そう、神社で巫女さんが、正式参拝の時などは頭上にかざして下さる、
あの鈴のことです。巫女鈴や神楽鈴と呼ばれています。
上から、三・五・七の輪状についており、
それらの数の意味は、一説には、造化三神の三柱、別天津神の五柱、
神代七世の七柱(二柱の神様で一つの世となります)、としての
数ではないかといわれております。
いずれにしても、神聖なる数—聖数であり、
次元を超えた働きを持つものが巫女鈴なのです。
お鈴の音色は、音の祓であり、音による禊でもあります。
その音色の響きは、実際の聴覚を超えたところにまで響く、
靈音としての響きを持ち、「す」(主・ス・素)という
根源の振動を受け取って鳴り響いています。
私はおそらく、古事記の冒頭にある、
「あめつち初めて開けしとき、高天原になりませる神の名は天御中主神…」
としてある「なりませる」は、成りませると鳴りませるの重層的意味を持っており、
それを音で表すと鈴の音になるのではないかと捉えております。
だからこそ、天照大神が天岩戸にお隠れになった際に、
天の巫女であるアメノウズメノミコトが、岩戸の前で、
鈴を振りながら、舞われたということではないでしょうか。
そんな神の神聖に触れる鈴の音が、「鈴の舞」として
流れている動画を見つけましたので、
ぜひシェアしたいなと思いました。
楚々とした麗しい「鈴の舞」は、
京都の南にある方除の大社「城南宮」にて行われたものです。
https://www.jonangu.com/
無病息災・願望成就を祈る行事—湯立神楽の「祓神楽」の
美しい「鈴の舞」は、四人の巫女様が舞いながらお鈴を奏でて下さっています。
ということで、すずやかに音祓を受け、
新たなる英気を受け取られて、
今月も元気にお過ごしくださいませ。
また来月のマンスリー言の葉通信にてお会い致しましょう。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。