名古屋市科学館へと向かい、課外学習を致しました。科学館では世界で最大のプラレタリウムを観たり、宇宙の星たちの展示を観賞することで、気づきと発見がありました。
プラレタリウムの後は、和懐石のお食事交流会をして、即位礼正殿の儀が行われる直前の、エネルギーを感じながら、さまざまなお話をさせていただきました。
お食事後は一ノ宮 大神神社へと向かい、即位礼正殿の儀の進行に合わせながら、会員様とご一緒に心合わせさせていただき、名古屋駅近くのホテルでスペシャルミーティングをして、令和時代の新たなスタートに有意義なひと時を過ごすことできました。
熱田神宮を巡り、貸し切りバスで移動しながら、名古屋市内へと戻り、あるワークショップを行い、ワークショップ後は、お食事交流会で親交を深めていく、という集いを開催しました。
熱田神宮は、親しみを込めて「熱田さま」「宮」と呼ばれ、境内には樹齢千年を超える、大楠が清々しい緑の杜を提供し、散策にも大変よい気が流れていました。また、宝物館には、皇室を始め、全国の崇敬者から寄せられた、六千余点にも上る奉納品が収蔵展示されていますので、圧巻です。
このお社を一緒に巡り、心の中にもある神剣(みつるぎ)を感じ、それを内なる中心として立てながら、令和の時代の、自分とまわりと社会がさらに佳きものとなるよう、祈りと共にめぐる参拝を致しました。
10月22日をもって、正式に、世界的に認知された令和時代が始まる、といっても差支えないでしょう。そうした歴史の結節点となる前日に、三種の神器の一つである、熱田の宮にて、秋の集いが出来ましたこと、大変光栄に思います。
はせくら代表と親交の深い、古神道に精通した、日本の数霊研究家における第一人者でもある、深田剛史さんを迎えて、数年ぶりのコラボレーションで、講演会を開催しました。
講演では「令和の時代と神の暗号—数霊」をテーマに、それぞれのトーク、及び、対談&質疑応答と進みながら、神の暗号ともいわれる数霊の世界に触れ、令和時代における数霊の意味、また社会事象との関係性、日常生活に役立つ数霊の考え方や今後の活かし方など、お伝えしました。
夏期研修会は夏本番の頃で暑い中ではございましたが、とても重要なお稽古となりました。
「むすびうた」は、「あけのうた」より、さらに高度なため、しっかりとしたお稽古をしていただき、また、謡と舞を通して、ご自身の中の「むすび」(物事が想起し生まれていくこと・統合していく働き)も、加速していきました。
来年の大きな本番に向けて、神様に喜ばれるような舞と型を、一つひとつ完成させてまいりましょう。
23日は外宮の天照大神様のお食事を司る「みけつ神」である豊受大御神を参拝しました。正宮を始め、荒魂をおまつりしている多賀宮、月宮、風宮、土宮などもお参りしましたが、大変清々しく強い御神気に満ちている聖地でした。
その後、伊勢・五十鈴川のほとりにある宇治神社にて、正式参拝と「あけのうた」の謡を奉納をさせていただき、倭姫宮、月讀宮をめぐり、夜の懇親会いたしました。
24日は、天照大御神をおまつりしている内宮からスタートし、宇治橋を渡り、正宮であります皇大神宮を始め、荒祭宮、風日宮などをお参りしました。内宮参拝後は、海にある大小二つの岩にしめ縄が掛けられている夫婦岩のある、二見興玉神社に参り、更に奥にある「龍宮社」までお参りしました。お昼には、神宮様に古来より手作業で作った御塩をお納めしている「岩戸館」にて、お食事と講演&スペシャルワークをいたしました。
いよいよ御代替わりに向けた大きな時代の変化のときに誕生した新しい雅楽舞「産霊雅楽」(むすびうた)は誕生しました。はせくら代表とともに向かう大舞台でのご奉納舞としてこの春のつどいより、本格的なお稽古が始りました。
こうして、全国から集った、ただただひたすらに、ひたむきに、和の心の体現者として生きられる皆様が、このように共に学び、要な場所にて、御奉仕させていただけること、ただただ、ありがたくてしようがありません。
お稽古の後は、はせくら代表による記念講演会、直会をかねてお食事交流会を開催しました。
平成31年度初の催しとして天のお正月ともいえる立春の日に開催しました。いにしえのたたずまいを残す、大和国一宮三輪明神大神神社に参拝し、祈願祭と正式参拝、そして、弥栄と平安を願う「あけのうた」の御奉納をいたしました。その後、大杉や名水の湧き出る摂社など、大神神社の境内を散策し、卑弥呼の墳墓ではないかといわれている、ヤマトトトヒモモソヒメが祀られている、箸墓古墳に参り、その後、新春の初稽古—舞楽と謡のお稽古をしました。
目出度き太平の世を祝う七福神祝詞や、大和合、大調和の言祝ぎである「むすびうた(産霊雅楽)」など、目出度い祝言の舞楽の初稽古で、終了後は、ホテルにて大和の食材を使ったお料理をいただきながら、お食事会と、はせくらによるお話会をさせていただきました。
大変格式の高い雅楽となった「むすびうた」の発表(歌と舞楽)をはじめ、その年をしめくくる忘年会的なお食事会や講演会を開催しました。
美しい舞のかたちを五感を通しての稽古から、日の本の心が持つ「道」の世界を、今まさに学んでいるところです。
さて、そんな和心を、今度は、手仕事を持って体感してみたく、秋の集いにおいては京扇子の絵付けと講演、ならびに、京料理のお食事会を皆さんで堪能しました。
上賀茂神社と下鴨神社のの大切な場所を巡りながら、表には出てこない日本の歴史について、はせくら代表が、前日の宵宮祭後の大きな流れを経ての屋外特別研修を実施しました。
丹波一之宮出雲大神宮にて、神様をお迎えする宵宮祭が催され、その大切な御神事の中で、当会が、舞楽と狂言舞を御奉納させていただきました。丹波一之宮出雲大神宮は、元出雲と呼ばれ、出雲大社の元宮として古くからある大変格式の高い神社です。その神在月(出雲ですので)の一番大きな例大祭の前日となる、宵宮祭は、神様をお迎えする祭りの本番ともなる大切な御神事となります。その中で、謡い、舞い、奉納させていただけることは、なんと有難く、奇しき働きなのだろうと思いました。
当会でご奉仕させていただきます丹波国一之宮出雲大神宮さまでの宵宮祭をひかえ、夏期研修会では、本番のご奉納の配列で、枚岡神社中東宮司さまよりあけの舞、七福の舞のお稽古を賜り、歌唱隊としてご参加された会員さまには、はせくら代表より謡をご指導いただきました。
午前中は北海道神宮にての正式参拝と謡の奉納。吉田宮司さまにお出ましいただき、尊くもお話をお聞かせいただき、今回は謡のみの御奉納となりますが、北の大地の弥栄を願い、心を込めて御奉仕させていただきました。
奉納後は、吉田宮司さまの御先導を賜り、広い境内を自由散策していただきました。
北海道神宮にての奉納は、そう簡単には許可がおりない聖地でして、さまざまなプロセスと尽力をいただき、奉納許可をいただいたことは大変有難く名誉なことであり、さらには身にあまる格別な御対応をいただきまして、参加者一同大変感謝しております。
お昼は、北海道食材を大いに使ったこだわりの料理で有名な、川甚本店で舌鼓を打ち、市内を車窓から観光したのち、クラーク博士の像がある羊ヶ丘展望台へと向かい、北海道らしい風景を堪能し、花と緑、祈りに包まれた、もりだくさんの研修となりました
北海道研修会ははせくら代表の出身地でもある北海道の地で開催。スペシャルゲストとして、河内国一宮枚岡神社の宮司様である、中東弘様がご同行いただき、日本一の透明度を誇るといわれている支笏湖を訪ねました。支笏湖では水中遊覧船に乗り、コバルトブルーの深き蒼の色の美しい湖面を船から堪能しました。
夜は記念講演会開催し、中東宮司様の「神話から学ぶ日本の文化」、はせくら代表「天意のリズムで生きる」。北海道ならではのお食事を楽しみながら、北海道の一般の方にもご参加いただき、新たなる交流も出来ました。
午前の部、会員さま限定「あけの舞研修会」では、昨年お作法研修でご準備いただきました装束のうえに、舞の衣装である「ちはや」を着て舞の稽古をしていただきました。装束をきて、正式参拝、枚岡神社さまのご誘導のもと結界に入らせていただき大祓奏上ののち、あけの舞の稽古にはいる、大変本格的な研修会を開催。
午後には「春のつどい特別企画」として、東大元教授であり、ベストセラー作家としても大人気な矢作直樹先生の講演会、はせくら代表講演会、矢作先生とはせくら代表のジョイント講演、お食事交流会をしました。
春日大社の正式参拝で今年のスタートを迎え、懇親会を開催しました。新春ならではのはせくら代表による講演会のテーマは「変わるものと変わらないもの」。
立春明けとなる日に、河内国一宮枚岡神社の中東宮司様の御指導により、大変めでたい狂言舞である「七福の舞」をお稽古して、全身で新年度の弥栄を寿ぎました。
第二部は特別稽古生様対象の初稽古で、教養講話のテーマ「雅楽舞と狂言について」。初稽古を通して、心技体が一つになれるように、一つひとつ磨いていきました。
今年の締めの研修会は河内国一宮枚岡神社にて開催されました。装束に身を包み、舞とお作法の研修を受けた後は、拝殿に上がり、奉納式をさせていただきました。きりりと冷える空気の中、皆で心を一つにして舞わせていただきました。昨年の天岩戸開神事に続く奉納でしたが、一年の歩みと学びを振り返りながら、全員が心を一つにして奉納致しました。大変有意義な会でした。
また、初稽古となりました七福の舞は、短い舞ながら、その所作の一つひとつに心と身体を調え、明るい未来を寿いでいく、めでたい舞です。狂言の言祝ぎは、ことのほか難しく、丹田が座っている所作は、これから時間をかけてお稽古してものにしていきたいと思います。
終了後の直会交流会では、お楽しみ会あり、講演会ありの、とても楽しいものとなりました。
初夏に開催致しました、日本の象徴である富士山麓にて行われました、富士研修会と一対を成すという考え方で、富士の「開き」に引き続き、鳴戸・淡路にての「結び」の研修をいたしました。力強く渦を巻く鳴戸を見学しながら、おのころ島神社にて、正式参拝と「あけの舞」の奉納をさせていただきました。40人の大人の群舞は、大変力強く、優美な舞となりました。
京都御所では、生きた日本史として、歴史と日本の心を体感しながら、御所内を見学致しました。
おりしも、現天皇様が譲位されることが決まり、平成から新しい時代へと変遷していく真っ只中にある昨今でございますが、その中において、京都御所の地を体感し、歴史と文化、そして精神を学んでいくことが、大変意義深いこととなりました。あいにくの雨模様でしたが、その分情緒たっぷりの中、参詣することが出来ました。
西陣織会館では匠の技に心より感動いたしました。こうした伝統技能が末永く続き、栄えていきますことを願っております。
また、懇親会の前に行われました、「伝統色にみる日本の美意識」の講義とワークでは、貴人たちが使われた色やにしえ人の深い洞察力によって生まれた色について学びました。日本人の色の持つ感性に皆で感服致しました。
夏の最中の暑い日でしたが、本格的な舞の稽古を致しました。装束に身を包み、作法を習い、皆で、心を一つに合わせながら、所作を習い、舞いました。女性は鈴を持ち、男性は扇を持っての稽古です。 一つひとつの所作のなかに意味があり、祈りがあり、かたちがあります。稽古を重ねるたびに、少しずつからだの中に奥深いものが宿ってくるようです。日本人の心の奥にあるものを、このようなかたちで学んでいけることを大変嬉しく思っています。
2017年の研修は富士山を選びました。なぜ今、富士山なのかというと、日本の象徴である富士の峯において、森羅万象の理を感じ、体感を持って、私たちの心の故郷を味わうということを、やりたかったことが一つと、もう一つは、これから完成しようとしている「明けの舞」の心礎(心の礎)を築いていくためにも、富士に行くことが直観的に必要であると感じたからです。
日本人の心の原点ともいえる、富士山にて、学び、調え、和の心の結びを体感できたことは、とても嬉しく思います。
■午前の部 あけの舞研修会
■午後の部 矢作先生・はせくら代表理事ジョイント講演会
春の佳き日に、天照大神の御子孫である初代・神武天皇が御祭神となられます橿原神宮にて、御奉納をさせていただきました。舞人、謡組(地方)、見守り隊、裏方総勢四十三名の心を一つに重ね合わせての奉納となりました。
曲は、百地万(ももちよろず)の弥栄を願い、言祝ぎをもって宣る「あけの舞」、太平の世を願い、誠真白な心にて惟神の世が成就することを願う「産霊神楽」(むすびうた)、そして朗らかな狂言調の言祝ぎに合わせて舞う「七福神祝詞」の三曲を奉納させていただきました。
今回の御奉納は当団体発足後、十年という月日を経ての賜物であり、ここまでに至る多くの有形無形のお働きや真心に、心からの感謝と敬意を表したく思います。
当日は、前日までの雨も止み、曇天にての始まりとなりましたが、御奉納中に、涼やかなそよ風が吹き、退下を終えた後には、一生忘れることが出来ないであろう初夏の青空を垣間見ることが出来ました。まさしくこの地にて、上皇后様がお創りになられた御歌―「遠つ世の 風ひそかにも 聞くごとく 樫の葉そよぐ 参道を行く」の御心の一端を垣間見るようでもありました。
これからも、全国から参集した仲間と共に、喜びの中で「和心」を体現できるよう、精進を重ねつつ進んでいきたいとも思いを新たに致しました。